わわプロジェクト(運営:コマンドN)および、3331 Arts Chiyodaでは、 東日本大震災を受け、2011年にソーシャル・クリエイティブ・プラットフォーム「わわプロジェクト」を立ち上げ、 震災にむかう現地の人々やアーティストの取り組みを 展覧会・イベントのほか新聞などの独自メディアを通じて紹介してきました。
東日本大震災の記憶と衝撃が時間の経過ととも風化する一方で、「あの日」から浮かび上がる様々な問い、そして困難の中から生まれるアイデアや新しいネットワークは、より重要性を増しているように感じます。
わわプロジェクトでは、それらを表現し伝える映画を通じ、震災以降に浮かび上がる多様なテーマについて共有し考え、身近な人と話すきっかけをつくろうという取り組み「3.11映画祭」を2014年3月から開催しています。3.11映画祭は、世代や立場や経験が異なる者同士が映画をきっかけに世界を広げ、 思いや意見を共有する場が、1年に1回の恒例行事となることを目指しています。
これまでに3回の開催で、70本以上の映画・映像を上映しました。
2014 http://311movie.wawa.or.jp/2014/
2015 http://311movie.wawa.or.jp/2015/
2016 http://311movie.wawa.or.jp/2016/
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▼▼第4回 開催概要▼▼
第4回 3.11映画祭 2017年3月11日(土)~12日(日)
3331 Arts Chiyodaほか全国で同時期開催
主催:わわプロジェクト(一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN)
共催:日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合
※「復興リーダー インタビュー映像展示」は3月10(金)~26日(日)
見えないものをみる力
2011年3月11日から6年が経ちました。あの日から変わったものや変わらないものが様々にある中、流れる時間の中で見えてきたものや見えなくなってきたものがあります。現在の私たちの自然や社会や生活などについて何かを感じようとすることにおいて、過去を通じて未来を見通す力はとても重要です。3.11映画祭では映画はもちろん様々なプログラムを通じ、未来というまだ存在しないものを思い描き、さらにアクションへと繋げていきます。そのために必要な「見えないものをみる力」に気付き醸成していく場として今年も開催いたします。
▼あなたの街でも3.11映画上映会を開催してみませんか?▼
2015年からは全国各地で映画上映会を同時期に開催してきました(2015年は全国14箇所、2016年は全国31箇所)。
単なる映画祭ではない有機的ムーヴメントを目指す活動として、本映画祭の趣旨に賛同し、自主上映会を行う団体・個人を募集します。規模・エリアは問いません。みなさまのご参加をお待ちしています。※ 詳細は3.11映画祭特設サイトをご覧ください。
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▼アーツ千代田 3331会場▼
第4回目は、2017年3月11日~12日の2日間を中心に、日本全国の連携会場とともに開催します。
メイン会場のアーツ千代田 3331では、体育館での作品上映や復興リーダーたちのインタビュー映像展示をはじめ、3331館内を使用した関連イベントを開催します。
映画上映 @ 3331体育館(2015、3.11映画祭 『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』上映時)
復興リーダー インタビュー映像展示(2012、東日本復興支援プロジェクト展「つくることが生きること」、アーツ千代田3331)
三三三市 3.11映画祭マーケット(2016、3.11映画祭、アーツ千代田 3331コミュニティスペース)
アーバンキャンプトーキョー(2016、3.11映画祭、アーツ千代田 3331屋上)
イベント詳細は3.11映画祭特設サイトにて順次公開する予定です。
どうぞご期待ください!