東京大学高齢社会総合研究機構、岩手県立大学社会福祉学部、遠野市、(株)リンデンバウム遠野

本プロジェクトは、地元の建築会社との協働・地元産材カラマツの利用など、地域資産を活用して実施されました。今後も地元の業者・地元産材の利用など、地域に還元される形で復興事業が進んでいくことを望みます。

沿岸被災地を後方支援する中核施設
遠野市仮設住宅 希望の郷「絆」

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遠野市は本田敏秋市長以下、市民・職員が一丸となり、震災発生直後より沿岸被災地のための後方支援の中心的役割を担ってきた。その一環として実現したのがこの希望の郷「絆」。中心のケアゾーンはケアの必要な高齢者などを自然に見守れるように部屋が対面式の配置となっており、その間をデッキと半透明の屋根がつなぐ半屋外空間は、コミュニケーションが生まれやすい環境をつくり出している。さらに中庭を囲む子育てゾーンや南向きに平行配置された一般ゾーンも計画され、コミュニティとプライバシーのバランスを取りながら、さまざまな世代の人たちがともに生活できる場となっている。

[活動期間]
2011年4月~

[お問い合わせ先]
TEL: 0198-62-2111(遠野市)/03-5841-6218(東京大学高齢社会総合研究機構)
  /0198-62-0631(森林のくに遠野・協同機構)

(リンク)
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/36,0,201,html(遠野市沿岸被災地後方支援)
http://www.iog.u-tokyo.ac.jp/(東京大学高齢社会総合研究機構)
http://www.morinokuni.com/(森林のくに遠野・協同機構)

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