集成材でつくる「積み木の家」
復興拠点施設『小さな積み木の家』
津波により約500世帯のうち3世帯を残してすべて流され、地区内に建設された応急仮設住宅9世帯を含む12世帯以外は地区外の仮設住宅等へ離散してしまった地区・気仙町今泉。復興拠点施設『小さな積み木の家』は、木集成材ブロックの「積み木」を使ったセルフビルド可能な工法でつくられている。今泉の現地復興の一歩目として、住民の手によって建設された。342個の積み木はすべてナンバリングされ、その上面には住民やプロジェクトに関わった人々のメッセージが込められ、建物自体が今泉の未来を紡ぐタイムカプセルになっている。
[活動期間]
2011年8月~
[お問い合わせ先]
TEL: 093-884-3115(九州工業大学徳田光弘建築計画研究
MAIL: tokuda@civil.kyutech.ac.jp