オーニングで仮設を使いこなす
ソラノキャンバスプロジェクト
迅速に仮設住宅を供給できるシステムとして支持されながらも、さまざまな問題点を指摘され、なかなか解決しないプレハブ仮設住宅。そこで、あえてプレハブ仮設住宅を使いこなす感覚で、問題点のひとつとされる熱負荷を軽減するための可動式オーニングを設置して「木陰の空間」をつくり出したプロジェクトだ。そこに誕生した空間は、みんなの「居場所」となる。布を介した「お向かいさん」とのコミュニケーションを生み出し、またオーニングをキャンバスに見立て、被災地の子どもたちが絵を描くプロジェクト「ソラニエガコウ!」も行われている。
[活動期間]
2011年5月末日~9月4日
[お問い合わせ先]
TEL:050-6860-6860(前見建築計画)/045-252-1902(M.A.D一級建築士事務所)