岩手県山田町「八幡大神楽」演舞

岩手県下閉伊郡山田町から、八幡町の氏子を中心とする総勢40名の町民の方々が「八幡大神楽」を披露するためお越し下さいました。
「八幡大神楽」は、山田町の一大行事である「山田祭」で山田八幡宮の神輿の先頭に立ち、道を清め、先導する役を担う神楽。力強い踊りと、にぎやかなかけ声で厄を払い、福を呼ぶめでたい踊りが特徴です。
震災で、山田町は大きな被害を受けました。「八幡大神楽」も、神楽屋台やお囃子衣装などすべて津波後の火災にて焼失。
一時はその存続も危ぶまれるほどだったとのことですが、メンバーの方々の神楽への想いと町の復興への願いで、道具も徐々に揃えて、いままでにも増して踊られるようになったのだそうです。
そして、今回は、震災後の多くの支援へのお返しに感謝の意を込め東京で神楽を舞いたいという想いで、はるばる岩手山田町を早朝に出発し、大勢でお越し下さいました。
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「八幡大神楽」は、厄を蹴散らしてくれそうな力強い太鼓の音から始まりました!
「ちらし」と呼ばれる、神社に参拝する時に奏でるお囃子。
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そして、獅子舞の登場!2人で作り出すコミカルな動きは絶妙です。
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子どもも大人と一緒に神楽を舞う大切なメンバーです。
こうして、山田町の神楽は次世代へと継承されていきます。写真中央には、山田八幡宮の宮司である佐藤さんがみつめる姿が・・。
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神田の空に、八幡大神楽のお囃子の音が響きました。
厄払いと福を呼ぶめでたい舞を届けて下さった「八幡大神楽」のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
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最後に・・山田町から八幡大神楽の皆さんを乗せてきてくれた遠藤一郎さんと「未来へ号バス」の前で、3331到着の記念撮影。
神楽が大好きな遠藤さん、お祭り好きな山田の男衆たちと道中は大盛り上がりだったらしい・・。

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